同志社大学商学部 高橋広行 研究室

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株式会社 麦の穂 様への企画提案(1期生)

ビアード・パパを主に展開する株式会社麦の穂の木島様と美藤様に大学までお越し頂き,我が1期生ゼミメンバーが企画提案させて頂いた。6月上旬に会社概要をお伺いして,一ヶ月足らずでの提案発表はかなりタイトな状況だったと思う。

特にテーマも絞られておらず,解決策も自分たちで考えても良いというお題を頂いての提案だったが,むしろ,テーマが無い方が学生にとっては難しかったようだ。しかも,これまでの事例によるケースディスカッションなどの場合,ある程度調べれば情報があったのとは異なり,自分たちで悩み,調べなければならなかったことは大変だっただろう。

足で調べ(店舗視察),アンケートやインタビュー調査を実施しながら,課題を明らかにしていきそこからの提案を出来るだけ論理的に行ったリーダーのチーム,アイデアの斬新さで提案し,その移動販売を多角的に分析したウエケンチーム,投資負担を最小に押さえるという視点を維持しながら,ブルーオーシャンを狙い試食によってリアリティを高めたカナチームが発表した。

麦の穂様にランキングをつけて頂いたものの,票が割れてしまい,結果的には 甲乙付けがたい結果となった。

今回細かな指図はしておらず,むしろ自由な発想で自由に提案させてみた。自分たちで考え,悩み,何を提案するべきかをこれまでのゼミ活動の経験や他の授業で学んだ点を活かしつつ,それぞれのリーダーの持ち味を最大限に活かしながら(?!),提案してくれていたと思う。

麦の穂様からも積極的なコメントを頂けたこと,そして2期生が目指すべき目標レベルを見てくれたこと,大学への貢献と社会貢献,そして学生の学び,といった三方よしの関係が作れたことは誰にとってもメリットがある活動だと言えよう。

髙橋ゼミ1期生メンバー@流通科学大学 6302号室