同志社大学商学部 高橋広行 研究室

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丹波篠山市の町おこしフィールド?

妻のリクエストで,町おこしで注目されている篠山市に車で行ってきた。いくつか注目されている店舗やそば屋で食事をしつつ,町並みを散策した。町家を改造してカフェにしたり,雑貨ショップにしたりしている。これは,町内の方だけではなく,こういった古く歴史のある町並みの価値を感じ,そのコンセプトに賛同してくれる方であれば,外部の方にも参加してもらうといった方針で進めているようである。

私がもっとも感じたのは,畳屋さんであり,日本製と中国製の違い(中国産の問題点),い草の産地から農協が買い入れ,それを一次卸が扱う際には,品揃えを考慮して中国産も扱うといった点,一次卸からい草を購入する場合そのロット数が120と大変なこと,二次卸からの購入になるとそのロット数は小さくなるが割高になること,など,色々と教えてもらった。

購入したのは,私の草履,娘の草履,座布団など。今もこのブログを書いている椅子に座布団は敷いている。人の油は藁との相性が良いらしく,使えば使うほど味が出てくるようで,店主さんが17年車のシートで使っている座布団を見せて頂いたところ,とてもしっかりしておりなじんだ感があって,風合いの良さを感じた。その現物を店頭に置いておくと説得力が高まりますよとお勧めしておいた。

※ついでに,業界で注目されている スーパーニシヤマも訪問。派手な店内販促物もあったが,サンシャインやパルコープとは趣きが少し違う。

どちらかといえば,価格の安さを全面に出している印象。