11月16日神戸市中央卸売市場にて行われた「うまいもんグランプリ」に特別枠として髙橋ゼミの女子を中心に「マーメイドコロッケ」が出店・販売しました。

このマーメイドコロッケは2月23日に同市場の料理教室にて行われた「第3回女子大生料理クイーンズコンテスト IN 中央市場」 の特別賞となったランチコースのコロッケを復刻版として特別販売したものです。プロの店が１０店舗参加し来場者の投票で競い合うグランプリの対象にはなりませんでしたが（アマチュアが入賞した場合，ややこしいため），中央市場直送のカニとエビがたっぷりはいったホワイトソースのコロッケに，タルタルソースとトマトソースの２種類の味が楽しめて２００円とボリューム満点でリーズナブルなコロッケは，販売前から２０食分の予約が入るなど，大盛況となり，販売後１時間で２００食が完売となりました。

２月の料理コンテストでは審査員用の「６食」でよかったものが「２００食」，しかも味を楽しみにしている市場や一般のお客さんを対象にするため，（学園祭の模擬店とは違って）味も温度管理もそれなりの品質を提供しなければならないというプレッシャー，そして数を用意することは大変でした。

イベントの数日前に市場からカニとエビの具材を仕入れ，学生達は，学生食堂の店長に指導を受けながら前日に成型し，当日，朝早くから仲卸さんの大きなフライヤーで温度を確かめながら「冷たい！？」「焦げた？！」と不安になりながら準備し，開店前には，並んでいるお客さんに「まだか？」「はよ売れ！（怒）」といわれて笑顔で対応し，売り切れたら「すみません～」と言って対応していました。

このドキドキしながら過ごす経験こそ「商学」の基本だと思います。市場の皆様、店長、職員の皆様、ありがとうございました！