同志社大学商学部 高橋広行 研究室

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マルシェを通じた消費者交流の講演

「消費者とのつながりをつくる直売・交流について ー消費者のニーズをとらえながらー」というテーマでお話をさせていただきました。

▼自己紹介

▼農業の実態と6次産業化

▼消費者のニーズとブランド

▼マルシェを通じた消費者とのつながり方・交流

という流れで,(私なりの視点で)ブランドと場の設計を通じた交流のあり方についてお話をさせていただきました。

ポイントは,以下のような点です。

  • 6次産業化で収益向上:マルシェは必要
  • ブランド化=ストーリーを伝える:交流内容
  • マルシェで買う消費者は,こだわり>価格
  • マルシェは,野菜を知ってもらい,気に入ってもらい,交流のきっかけの場,ストーリーを伝える場(単に野菜を売るだけではない)
  • 売上額には限界がある:リピーター作り(Facebookの有効性)
  • こだわりを常に伝え続ける=価値となり,消費者と長くつながる。

事例発表の安尾さんのチーム結成から活動までのお話,森本さんのPOPを中心とした活用方法など,とても具体的で,とても勉強になりました。

また,ご参加いただいた県内の様々な方々との交流は,今後もきっとお互いに役立つ場になったのではないかと思います。いい機会ですので,また時間を見つけて,文章にまとめていきたいと思います。

最後に,このような場を設定してくださった兵庫県農政環境部の皆様に感謝いたします。